効果を生み出す地域独自の観光戦略 ~「データ活用」+「情報発信・マーケティング」+「魅力開発」~
開催日:2024/07/08(月)
開催時間:13:30~16:50
参加費:無料
開催場所:オンライン開催(Zoom)
申込〆切:2024/07/08(月) 12:00まで
お申し込み期間外です。
こんなお悩みのある方に
●データの分析・活用により、観光地や観光産業の課題解決を進めたい方
お届けする注目のテーマ
●データの分析・活用のために、自治体として何をすればよいのか
●データ活用により、どのような課題の解決を進めることができるのか
●観光地の魅力開発のためのデータ活用のポイント
観光需要がコロナ前の水準を概ね回復する中、国では観光を「地域活性化の切り札」として掲げ、観光地・観光産業の再生・高付加価値化に向けた政策を進めています。
自治体においても、地域経済の活性化に観光が担う重要性が増していると感じる職員の方も増えているようです。一方で、地域の魅力を発掘して、更に認知されるにはどうすれば良いか、難しさを感じる職員の方も多いのではないでしょうか。
今回のセミナーでは、地域特性を踏まえた自治体の観光戦略について、専門家による講演や自治体での実例をご紹介することで、ヒントとアイデアをお届けします。また、観光施策に関連した企業のソリューションも併せてご紹介します。
※本セミナーのご参加は自治体、観光地域づくり法人の職員様限定となっております。あらかじめご了承ください。
プログラム
13:30~13:35 主催者あいさつ
13:35~14:05 地域を豊かにするツーリズムの方向性とは
14:05~14:35 データマーケティングに基づいた箱根地域独自の観光戦略
14:35~15:05 人流ビッグデータの活用で新たな“気づき”を
15:05~15:15 休憩
15:15~15:45 ロマンシング佐賀プロジェクト ~SaGaと佐賀の奇跡の連携~
15:45~16:15 地域の独自性を活かした「集客・回遊促進」を加速する人流データマーケティング
16:15~16:45 「デジタル観光統計」を⾝近に!「おでかけウォッチャー」の活⽤と可能性
16:45~16:50 閉会のあいさつ
※プログラムは予告なく変更となる場合がございます。予めご了承ください。
講師・セミナーテーマ
地域を豊かにするツーリズムの方向性とは
平林 知高 氏
多摩大学大学院 客員教授
プロフィール
多摩大学ルール形成戦略研究所 客員教授 兼 EYストラテジー・アンド・コンサルティング株式会社 パートナー
政府系金融機関、外資系コンサルティングファームを経て現職。データドリブン戦略の立案を起点とし、さまざまな社会課題の解決に向けた取り組みを実施。
近年は、観光関連の政策立案を支援するとともに、全国各地の自治体や観光関連事業者などとの連携によるデータ利活用プラットフォームサービスを自らが主導して展開する。エコシステム、プラットフォームビジネスにおける第一人者として活躍。国土交通省 観光庁 観光DX推進のあり方に関する検討会 委員、JNTO 認定外国人観光案内所の機能強化方策検討会 委員、地方部における観光コンテンツの充実のためのローカルガイド人材の持続的な確保・育成に向けた有識者会議 委員。
未曽有のパンデミックを乗り越え、ようやくインバウンドを含め活況を呈し始めた日本のツーリズム市場。2024年3月には単月で過去最高を記録する等、順調に見える一方、東京、大阪を中心としたゴールデンルートへの偏重や一部ではオーバーツーリズムの問題も聞こえてきます。
このままただ迫りくる需要を獲得するだけで地域は潤うのか、地域住民を含め、観光地全体が満足する環境を構築できるのか。ツーリズムに対する捉え方、いかに地域を豊かにしていくか、DXと言われているが何をすればよいのかを中心に講演します。
データマーケティングに基づいた箱根地域独自の観光戦略
佐藤 守 氏
箱根DMO(一般財団法人箱根町観光協会) 専務理事
プロフィール
(株)リクルートの旅行領域「じゃらん」で地域や宿泊施設の営業、じゃらんNETの立ち上げなどを経験。じゃらん営業部長、北海道じゃらん代表取締役社長、リクルートホールディングス総務部長を経て2018年より箱根DMO(一般財団法人箱根町観光協会)に出向。
現在、専務理事として官民一体ALL箱根の実現に向けて、箱根の観光戦略を推進中。
箱根観光ではデータマーケティングを積極的に活用しています。データに基づいた合意形成が箱根観光を前進させ、官民一体ALL箱根で箱根観光の課題に取り組んでおり、その内容は、観光庁の「観光分野のDX推進に向けた優良事例集」にも掲載されています。
これまでの取組や今後のありたい姿についてもお話します。
人流ビッグデータの活用で新たな“気づき”を
札本 太一 氏
パシフィックコンサルタンツ株式会社 デジタルサービス事業本部 DX事業推進部 技術課長
プロフィール
2011年入社。観光地の渋滞対策や大規模イベント対応など、観光に関する交通計画にも従事。
2020年から、DX事業推進部にて分析・予測のノウハウを活用した人流データソリューションの開発・実装に従事。技術士(建設-道路)
観光需要がコロナ前の水準へ急回復するなか、その波に乗るためには、多様化する観光客の志向や行動を捉えることが重要です。
今回は、多様化する顧客の分析や誘客施策の検討にご活用いただけるデータソリューション「全国うごき統計」や「検索×人流ビッグデータ」について、各地の事例を交えてご紹介します。
データを通して得られる新たな”気づき”は、誘客のための的確な"次の一手"につながります。ぜひご参加ください。
ロマンシング佐賀プロジェクト ~SaGaと佐賀の奇跡の連携~
島松 宗一郎 氏
佐賀県 政策部 企画主幹
プロフィール
広告代理店アサツー ディ・ケイ(ADK)を退職し、2017年3月に民間企業等職務経験者枠で地元の佐賀県庁へ入庁。文化課フィルムコミッションにて国内外の映画誘致に従事した後、政策部企画チームにて大学連携・ガストロノミーツーリズム・関係人口創出チャレンジ事業等を担当。
佐賀県と㈱スクウェア・エニックスの「サガ」シリーズとの連携事業である「ロマンシング佐賀」は今年10周年を迎えました。これまでゲーム内での佐賀県コラボやロマ佐賀マンホール、有田焼陶板の設置、県内温泉地とのコラボ、ロマンシング佐賀列車の運行など、多くの実績を積み上げてきました。
多くのSaGaファンに愛される関係人口創出の取り組みを紹介します。
地域の独自性を活かした「集客・回遊促進」を加速する人流データマーケティング
鈴木 茂二郎 氏
株式会社unerry 取締役副社長兼COO
プロフィール
1999年アクセンチュア入社。様々な分野のコンサルティングに15年以上従事。
unerryには創業直後から参画、2018年取締役COOに就任。各省庁と連携したデータ駆動型の街作りなど、地域発展に資する取組みを牽引。
国内旅行消費額はコロナ禍前の水準を越え急回復、インバウンドも直近5月の訪日外客数は同月過去最高を記録しています。この急増する観光客の実態や観光ニーズをいち早く捉えたマーケティングや課題対応は、これからという地域も多いのではないでしょうか?
本講演では国内1.5億IDの人流データによる地域観光客の来訪・回遊実態、嗜好性などの「分析」、来訪可能性の高いエリアや嗜好性のあう消費者への「プロモーション・効果計測」手法を具体的に解説します。また、その最前線となる事例もご紹介します。
「デジタル観光統計」を身近に!「おでかけウォッチャー」の活用と可能性
引谷 幹彦 氏
ブログウォッチャー株式会社 おでかけ研究所
プロフィール
2011年の東日本大震災を契機に、中央省庁・自治体との協働プロジェクトの立ち上げ・運営に従事。
2022年ブログウォッチャーに入社。観光に特化したプロダクト・サービス開発ならびに調査・分析業務に従事。
「デジタル観光統計」は多くの自治体や観光団体に利用されています。また、観光入込客数調査(共通基準)の手法としても期待され、一部データはオープンデータ化も進められています。
今回はデジタル観光統計を身近に感じられる「おでかけウォッチャー」等の分析ツールや事例についてご紹介します。
速報性が高く、複数スポットを同時にモニタリングできる仕組みを活かし、観光データの活用がより身近になることを応援します。
※プログラムは予告なく変更となる場合がございます。予めご了承ください。
協賛企業及び関係会社
パシフィックコンサルタンツ株式会社
ブログウォッチャー株式会社
株式会社unerry
皆様のご参加をお待ちしております。
お申し込み
お申し込み期間外です。
お問い合わせ
株式会社ジチタイワークス
担当:伊原 洋輔
TEL:092-716-1480
E-mail:seminar@jichitai.works
主催/株式会社ジチタイワークス 福岡県福岡市中央区薬院1-14-5 MG薬院ビル7F