GIGAスクール構想により教育現場におけるデジタル化は進みました。次なる段階として文部科学省が推奨しているのは校務のクラウド化ですが、従来のシステム構成と異なるクラウド化を実現するためには、コストの他、メリットやリスクに関する情報不足等、大小さまざまな課題があるのが現状です。また、クラウド化する上で、見落としがちなセキュリティ対策の盲点を知り、事件事故を未然に防ぐことが求められています。

本セミナーでは、校務・学習系システムのクラウド化におけるメリットをはじめ、クラウド化を推進する上で検討が必要な課題を整理し、回避するべきリスクを解説いたします。

また、ネットアップ社よりセキュアなクラウド環境を構築するために必要な、セキュリティ対策についてご紹介いただきます。校務のクラウド化には、各教育機関を管轄する教育委員会の旗振りが必要不可欠です。是非、関係者の皆様お誘いあわせの上ご参加ください。

※本セミナーは自治体職員さま限定となっております。あらかじめご了承ください。

プログラム

13：30～13：35　主催者あいさつ
13：35～14：00　クラウド環境を活用した教育DXの実現を支える教育情報セキュリティ対策
14：00～14：15　教育現場におけるクラウド活用に向けたファイルストレージのデータガバナンス
14：15～14：30　パブリッククラウド環境下における教育情報マネージメント
14：30～14：45　質疑応答・閉会のあいさつ

※プログラムは予告なく変更となる場合がございます。予めご了承ください。

講師・セミナーテーマ

クラウド環境を活用した教育DXの実現を支える教育情報セキュリティ対策

安井 里沙 氏
文部科学省　初等中等教育局
学校デジタル化プロジェクトチーム
校務DX推進係　専門職

文部科学省は次世代校務DXの方向性として校務・学習系ネットワークの統合、校務でのクラウド活用を掲げており、モデルケースの創出と展開を進めています。教育DXの進展は教育現場で必要とされるセキュリティ対策を高度化・重要化させていますが、教育情報セキュリティポリシーを策定している教育委員会は49％に留まります。クラウド活用が進む教育現場で求められるセキュリティ対策とその重要性、教育委員会の役割を解説します。

教育現場におけるクラウド活用に向けたファイルストレージのデータガバナンス

原田 将史 氏
ネットアップ合同会社
クライアント エグゼクティブ

教育システムのクラウド化に伴う採用事例やクラウド環境下のデータ管理に際し課題となる項目について概要を解説致します。クラウド移行に伴い、教育情報セキュリティーポリシーのガイドラインやIaaS,SaaSを前提とした利用者、事業者のデータ運用で発生するデータ所在責任を意識する必要がありますが、特に今回はファイルサーバー領域にフォーカスしてご紹介をさせて頂きます。

パブリッククラウド環境下における教育情報マネージメント

野上 宗一朗 氏
ネットアップ合同会社
アカウントテクノロジー スペシャリスト

パブリッククラウドへファイルサーバーを移行する際に重要なポイントとなるランサムウェア対策やデータガバナンス、情報漏洩等を含むセキュリティ対策。パブリッククラウドへファイルサーバーを移行・統合しても、安心で安全な教育情報のデータマネージメントについてネットアップで実現できる具体的なソリューションをご紹介させて頂きます。

※プログラムは予告なく変更となる場合がございます。予めご了承ください。

協賛企業及び関係会社

ネットアップ合同会社

皆様のご参加をお待ちしております。