福島県いわき市

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【Be Unique】災害ごみ置き場を住民が事前に決め、地域ぐるみで備える仕組みをつくる

環境・エネルギー
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【Be Unique】災害ごみ置き場を住民が事前に決め、地域ぐるみで備える仕組みをつくる

※下記はジチタイワークスVol.46(2026年10月発行)から抜粋し、記事は取材時のものです。

災害が起こった際に、行政が直面する課題の一つが災害廃棄物の処理だ。いわき市では、事前に地域住民が臨時集積所となる場所を選定する制度を導入。きっかけは、令和5年に発生した台風第13号だった。当時すでに「いわき市災害廃棄物処理計画」が策定されており、計画通りに災害発生3日目に災害ごみの仮置場を開設。しかし、実際には3日を待たずにごみが出されるという状況に。災害発生が金曜日の夜で、翌土・日曜が晴天だったこともあり、生活再建を急ぐ住民が一斉に片付けを始めたという。近所の公園や空き地、道路上にごみが山積み。災害ごみだけでなく、不用品や生活ごみも散見された。また、計画にもとづき市が事前に定めた臨時集積所も開設したものの、住宅街からのアクセスが悪く、十分な広さも確保できていなかったため、うまく機能しなかったそうだ。

その教訓を踏まえ、「利用しやすい場所を教えてください、というスタンスで住民に選定してもらう仕組みにしました」と本田さん。説明会を重ねて協力を求めた結果、約100カ所が届け出されているという。また、要望のある地区を対象に、座学や現地確認なども進めている。今後は認知を広めるとともに、災害に備えた研修や届け出後のフォローも進めていく。

▲仮置場以外の場所に大量のごみが持ち込まれた。
▲仮置場以外の場所に大量のごみが持ち込まれた。

いわき市 生活環境部 資源循環推進課
本田 洋平(ほんだ ようへい)さん