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【恋する公務員】庁内で恋愛・結婚している職員の匿名座談会

ジチタイワークス「公務員ライフを楽しむためのバラエティ増刊号」とは?
社会の難題に立ち向かう公務員の皆さんに、ちょっとした安らぎの時間を提供したい。そんな思いから、編集室では「公務員のためのバラエティ班」が密かに活動中!疲れたココロとアタマを休めながらも、公務員ライフを少し楽しく、豊かに感じられる……そんな多彩なコンテンツをお届けします。
※下記はジチタイワークス バラエティ増刊号(2026年1月発行)から抜粋し、記事は取材時のものです。
忙しさや出会いの場の少なさから、恋愛のチャンスが限られがちな公務員。それでも、同じ職場で自然に距離を縮め、恋を実らせたカップルも少なくない。前回の増刊号の読者アンケートで寄せられた「職員同士の恋愛について知りたい」という声に応え、同じ庁内の職員同士で交際・結婚をしている3人に、リアルな体験を語ってもらった。

まずは、パートナーと交際を始めたきっかけを教えてください。
麦:入庁して間もない頃から、毎週同期と飲み会をしていました。パートナーもいつも参加していて、すぐに仲良くなったんです。同期の中でも特に気の合うメンバーで遊びに行くことが増えて、年齢も同じだしお酒も好きだったので、自然と距離が縮まりましたね。僕からアプローチをして、入庁した年度の1月に付き合いはじめました。
ワンワン:私もパートナーとは同期で、配属部署が同じだったんです。周囲の先輩や上司が私たちをくっつけようとする雰囲気があり、自然と意識するようになりました。性格や仕事に対する姿勢がすてきだなと思って、出会って7カ月ほどたってからお付き合いすることに。後から聞いた話ですが、パートナーは入庁式で私を見たときから、いいなと思ってくれていたみたいです(照)。
まー:彼は同じ部署の先輩で、私が「かっこいい」と思ったのが始まりです。係は別だったので入庁当初は気づかなかったのですが、同期の中でイケメンだと話題になって。顔を見た瞬間に、ほぼ一目ぼれでしたね。休日出勤で一緒になったときにチャンスだと思い、LINEを交換して、それから食事に行くようになりました。付き合いはじめたのはその半年後くらいです。
皆さん、すてきな出会いですね!交際していることは職場に公表していましたか?
ワンワン:同じ係だったので、周囲の目が気になりずっと隠していました。信頼できる人には伝えましたが、4年目に部署が分かれて結婚するまでは、バレないように必死でしたね。土日のデートは市外などできるだけ遠くに出かけていましたが、うすうす気づいている人はいたようです(笑)。
麦:僕は部署が違っていたので全く気にしませんでした。付き合い始めてすぐに親しい同期に話したからか、周囲の人はみんな知っていたようです。デートもかなり目撃されていて(笑)。僕の背が高いから目立つんでしょうね。「この前、2人であそこにいたでしょ」と何度か言われました。
まー:公表はしていないのですが、知らないうちにバレているみたいです。一緒に通勤しているのを見られているのかも。人事異動に影響するかと思って隠していたのですが、バレてしまっているのは仕方がないかな、と思っています。今は部署が違うので気がラクな面もありますね。
ズバリ、公務員同士で交際・結婚してよかったと思うことを教えてください。
まー:業務で分からないことや困ったことがあるときに、相談しやすいですね。プライベートでは、土日だけでなく平日にも休みを合わせて取れるので、旅行の予定が立てやすいと思います。
ワンワン:仕事の内容に理解があり、忙しい時期に励まし合えるのが心強いです。仕事ぶりを近くで見られて、人柄が分かるのもいいと思います。そのほかは、休みが同じことですね。ただ、平日に一緒に休みを取ると付き合っていることがバレそうな気がしたので、デートは土日にしていました。
麦:やはり、休みが合うのが1番ですね。お互いの休日を把握できるので、遊びに行きやすい。仕事の相談や愚痴など、何でも言えるのもいいと思います。
公私ともに、いいことばかりですね。とはいえ、業務への影響はありませんか?
麦:今のところ影響は全くないです。お互いの部署があるフロアが違うので、庁内で顔を合わせることはほとんどありません。ただ、僕の自治体は、親族など近しい関係性の職員は同じ部署に在籍できないのです。将来的に、お互いが希望する部署にパートナーがいた場合は、影響があるかもしれません。
まー:最初は同じ部署でしたが係が違ったので、特に支障は感じなかったですね。ただ、けんかした次の日はちょっと気まずくて、話したくないと思うことはありました。それでも業務で話す必要があるときは、ふてぶてしい態度になってしまうこともありました(笑)。
ワンワン:私も話したくない日はありましたね。でも向かいの席でどうしても目に入るので、なるべく心の距離を取るようにしていました(笑)。周囲の方々に気を遣わせたくなかったので、仕事の責任はしっかり果たして、公私混同をしないようにいつも気をつけていました。
最後に、庁内恋愛中のカップルに向けて、バレないように工夫していたことなどアドバイスをお願いします。
まー:職場で「連休の旅行先」という話題になったときは、それぞれ別の場所を言っています。パートナーが東京と言ったら私は大阪と言う、みたいな感じですね。一部の同僚にはバレているみたいですが(笑)。
麦:まわりにバレないための工夫などは特に何もしていませんでした(笑)。結局、なるようになるので、あまり気にしなくても大丈夫だと思いますよ!
ワンワン:絶対にバレたくなかったので、隠しごとが苦手なパートナーの代わりに、私がひたすらポーカーフェースを貫いて頑張りました。例えば、一緒に行った旅行のお土産をパートナーが職場で配っていたら、自分もみんなと同じように受け取るとか。ただ、どうしても気疲れすることもあると思います。そういうときは、肩の力を抜く時間をつくるためにも、一人で抱え込まず、信頼できる人に相談するのがいいと思います。
裏トーク|元・公務員が語る庁内恋愛と人事異動

人事を経験したことがある元・公務員に、読者アンケートで寄せられた「庁内恋愛のギモン」を届けて、当時の経験を交えて話を聞いた。

人事を経験したことがある元・公務員に、読者アンケートで寄せられた「庁内恋愛のギモン」を届けて、当時の経験を交えて話を聞いた。
Q どうやって庁内恋愛を知るのですか?
うわさです。私が在籍していた市役所は、正規職員・会計年度任用職員を合わせて1,000人を超える規模でしたが、それでもうわさが広まるのは早かったですね。「職員同士の交際関係を知ったら、上長に報告する」というルールが自然と受け継がれていました。
Q やはり人事異動で考慮するのでしょうか?
はい、していました。特に同じ部署内での交際が分かった場合は、「次の定期異動でどちらかが必ず動く」という運用でした。私は直接配置を検討する立場ではありませんでしたが、全職員の名前を書き出して検討していたそうです。正規職員同士だけでなく、正規職員と会計年度任用職員が付き合うケースなど、様々なパターンを含めて総合的に考えていたようです。
Q 皆さんバレないようにしているのですか?
そうですね。「交際が判明したら、定期異動のタイミングで異動になる」というのは、庁内で暗黙の了解でした。そのため、異動やまわりの目を気にして隠している人が多かったと思います。中には全然隠さないオープンなカップルもいて、「時代が変わったな」と思っていました。
Q 今だから話せる裏トークを教えてください。
交際中の職員を同じ部署にしないようにしていたのと同じく、「過去に付き合っていた人」についても配慮していたそうです。そのため、庁内で複数人と交際歴がある人は、異動先の決定に苦慮すると聞いたことがあります。
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