【無料名刺】名刺を使ったPR事例4選!シティプロモーションの施策として注目。
近年、自治体職員の名刺を活用したシティプロモーション施策が注目を集めています。そこで今回は、特にユニークな施策や、今すぐ実践できそうな取り組みをご紹介します。
ノリ良すぎ!「名刺のりプロジェクト」(佐賀県佐賀市)
佐賀海苔を広めるための、佐賀市の名士による、佐賀市の名刺を配る壮大なプロジェクト。
名刺を食べてしまうと情報はお腹の中に入ってしまいますが、同時に記憶には鮮明に残りますね。運営担当としては、特殊なレーザー技術にも非常に興味があります。
クオリティの高い動画も必見です!
みんなでシティプロモーション!(愛知県江南市 ほか)
地域で活躍する企業や個人の名刺に、各自治体の名所や名産品などを載せることで、シティプロモーションに活用する取り組み。
類似の事例は他にも複数ありますが、江南市で配布されているデザインは特にクオリティが高く、一見の価値があります。
https://www.city.konan.lg.jp/shisei/koho/1007792.html
個人的に《うら面・横型B》の「上向いて、とふじが言いました。」のキャッチコピーと写真が好きです。気になって調べてみたところ、曼陀羅寺にある藤棚が有名とのこと。行ってみたくなりました!
ちなみに、類似した事例はこちら。
◆愛知県知立市 ◆愛知県稲沢市 ◆山口県光市 ◆宮城県登米市 ◆静岡県掛川市 ◆静岡県島田市
市長の名刺デザインを公募!(福井県鯖江市)
市長であれば、多くの方々と名刺交換されるはず。つまり、シティプロモーションの最前線に立たれている存在です。
そんな市長の名刺を、市民や市内に通勤通学される方々からデザインを募集する取り組みとなっています。
https://www.city.sabae.fukui.jp/about_city/shichonoheya/meishi.html
オモテ面には、メガネをモチーフに市章とレッサーパンダを配置。ウラ面には、ツツジのイラストと、市を代表する産業や農作物のピクトグラムが配置されています。
この名刺1枚で鯖江市のことに詳しくなれますね。落ち着いた雰囲気のデザインと、親しみのあるイラストも素敵です。市長も、市民が作ってくれたデザインの名刺を使用できて誇らしいことと思います!
シティプロモーションカードとして職員へ配布!(三重県津市)
これまでの記事で「自治体職員は自腹で名刺を作っている」と繰り返しお伝えしておりましたが、もちろん、そうでない自治体もあります。
その1つが三重県津市。こちらは「シティプロモーションカード」に取り組んでいます。
シティプロモーションカードの配布に至った背景や使用方法については、こちらの資料が非常に興味深いです。
https://www.info.city.tsu.mie.jp/www/contents/1001000000264/simple/22728.pdf#page=6
この取り組みのポイントは、単に名刺として支給するのではなく、「市のPR」を主たる目的として支給していること。そのため、同資料には「オモテ面に観光資源等の絵柄を印刷、ウラ面に職員の連絡先を印字」と記載されています。
なお、この取り組みは現在も継続中。令和3年度は、市在住の写真家さんが撮影された四季折々の名所やグルメ写真を使用しているとのこと。その時々に合わせてデザインが変わっていくと、名刺を使うことが一層楽しくなりそうですね。https://www.chunichi.co.jp/article/235945
おわりに
今回は、名刺を活用したシティプロモーション施策をご紹介いたしました。
工夫次第で地元企業や住民を巻き込んでいけるのは、名刺ならではの特徴だと思います。これからも様々な事例に注目していきたいですね!
最後に、「ジチタイワークス無料名刺」も引き続き頑張ってまいりますので、シティプロモーション施策にぜひご活用ください!
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