ジチタイワークス

熊本県熊本市

レジ袋が“市指定ごみ袋”に!有効活用でプラごみ削減へ。

※下記はジチタイワークスVol.15(2021年8月発行)から抜粋し、記事は取材時のものです。
[提供]熊本県熊本市

熊本市では、レジ袋有料化前の令和元年9月、地場のスーパー2店舗において、“燃やすごみ”の市指定収集袋(小サイズ:15ℓ相当)をレジ袋の代替とする実証実験に着手した。しかし、当時ごみ袋を購入する人は買い物客の1%未満。「現在は、8店舗のスーパーで販売していますが、“ごみ袋を持って歩くのに抵抗がある”という声が多かったですね」と担当者は振り返る。

市民に広く利用してもらうため、令和3年5月に開始したのが、ローソンと連携した実証実験。同社とは「地域協働事業に関する包括連携協定」を結んでおり、同市内28店舗に協力を得て取り組んでいる。今回、市民の声を反映し、ごみ袋のデザインを一新。市独自のSDGsロゴマークを採用し、“燃やすごみ”の文字を小さくするなど、見た目にも利用しやすいよう配慮した。また、スーパーよりも購入量が少ないため、“特小サイズ”(5ℓ相当)も採用。購入後は市指定のごみ袋として有効活用でき、プラスチックごみの削減につなげるねらいだ。「大きな取り組みではないが、市民の皆さんにプラスチックごみの削減に関心を持ってもらえたら……」と期待を寄せる。

 

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