ジチタイワークスWEB

自治体で働く
“コトとヒト”を元気に。

会員登録(無料)
ログインログイン
ログインログイン
  • 仕事仕事
  • 暮らし暮らし
  • 記事記事
  • セミナーセミナー
  • 仕事仕事
  • 暮らし暮らし
  • 記事記事
  • セミナーセミナー
ジチタイワークスWEB

自治体で働く“コトとヒト”を元気に。

X公式アカウントFacebook公式アカウント

サイトマップ

このサイトについて仕事関連のコンテンツ暮らし関連のコンテンツ記事セミナー・イベント行政マガジンログイン会員登録

関連サービス

ジチタイワークス.com民間サービス比較無料名刺調達インフォジチタイSMS
運営会社プライバシーポリシー広告掲載についてお問い合わせ

Copyright JICHITAI WORKS, INC.

兵庫県尼崎市

公開日:2025-03-26

特殊詐欺から高齢者を守る! AIと犯罪心理学を活用した新たな防犯対策。【行革甲子園2024】

福祉・医療
読了まで:3分
特殊詐欺から高齢者を守る! AIと犯罪心理学を活用した新たな防犯対策。【行革甲子園2024】

全国の市区町村の創意工夫あふれる取り組みを表彰する、愛媛県主催の「行革甲子園」。7回目の開催となった令和6年の「行革甲子園2024」には、35都道府県の78市区町村から97事例もの応募があったという。

今回はその中から、兵庫県尼崎市の「AI×犯罪心理学で特殊詐欺対策」を紹介する。

※本記事は愛媛県主催の「行革甲子園2024」の応募事例から作成しており、内容は全て「行革甲子園」応募時のもので、現在とは異なる場合があります。

取り組み概要

特殊詐欺は年々、巧妙化しており防犯メールによる啓発活動だけでは防止することが困難となってきている。そこで尼崎市では、生成AIを用いて特殊詐欺の手口を再現する模擬の訓練者(以下、AIトレーナーという)とリアリティのある会話を行い、会話内容から個人に合わせたフィードバックを行うことが可能な特殊詐欺防止訓練AIツールを開発した。

本訓練AIツールを活用した詐欺の疑似体験ができる体験会を通じ、体験した高齢者が実際に特殊詐欺の電話がかかってきた際に正しい判断や行動ができるように訓練することで、特殊詐欺被害防止を目指す。

背景・目的

令和2年以降、尼崎市内で発生した特殊詐欺認知件数は毎年100件前後と高止まりしており、防犯事業として特殊詐欺対策を実施し犯罪被害を減らすことで、体感治安向上を目指して取り組んでいる。本取り組みについては、同市の防犯アドバイザーである東洋大学の桐生教授からお話をいただき、新たに富士通とされる特殊詐欺対策の共同研究に参画し、特殊詐欺被害防止に向けた協力をしている。

取り組みの具体的内容

尼崎市と学校法人東洋大学(以下、東洋大学)、富士通株式会社(以下、富士通)において、特殊詐欺の撲滅に向けた共同研究を行っており、富士通のAI技術と東洋大学の桐生教授の犯罪心理学を組み合わせたコンバージングテクノロジーを活用し、特殊詐欺対策に取り組んでいる。

【体制図】


 

「AIツールによる特殊詐欺防止訓練」については、生成AIを用いて特殊詐欺の手口を再現する模擬の訓練者(AIトレーナー)と、リアリティのある会話が可能な特殊詐欺防止訓練AIツールを開発し、本訓練AIツールを活用した詐欺の疑似体験ができる体験会を通じ、体験した高齢者が実際に特殊詐欺の電話がかかってきた際に正しい判断や行動ができるように訓練することで、特殊詐欺被害防止を目指す。

また、AIトレーナーは、犯罪心理学の知見をもとに特殊詐欺の手口を自動で取り込む機能と、生成AIを融合することで、あらゆる特殊詐欺を再現できる。

【プロンプト自動生成イメージ】


 

【訓練AIツールを用いた疑似体験会イメージ】

特徴(独自性・新規性・工夫した点)

AIと犯罪心理学を組み合わせたコンバージングテクノロジーを活用した特殊詐欺対策は日本初の取り組みとなる。

取り組みの効果・費用

東洋大学・富士通との特殊詐欺対策の共同研究のほか、自動通話録音機能付電話機購入補助などの取り組みを行うことで、令和5年度の特殊詐欺認知件数は94件となり、前年と比較し19件減少した。なお、本取り組みにかかる尼崎市側の事業費は0円となる。

取り組みを進めていく中での課題・問題点(苦労した点)

訓練している高齢者の防犯意識を高めるため、フィードバック画面に特殊詐欺に騙されるリスク値を表示したかったが、世の中に高齢者が特殊詐欺に騙されるデータが存在しなかった。そのため、同市で2回の実証を行い、生理反応・心理的特性からなる1要素(呼吸数、年齢、猜疑心など)を用いることで75%の精度でリスク値を推定可能な特殊詐欺推定AIモデルを構築することができた。

今後の予定・構想

今年度は、市内の高齢者の自宅に非接触センサーを設置し、特殊詐欺を検知した場合はアラート通知を行うモニター実験を行い、特殊詐欺被害の削減効果を確認する。
 

【アラート通知のイメージ図】

他団体へのアドバイス

産官学連携のもと、最新のAI技術を積極的に活用している。今後は、市民向け実証実験などにより、さらなる技術進歩に向けて積極的に協力していく。

 

カテゴリ

DX推進
高齢福祉
DX推進
高齢福祉

タグ

#産官学連携
#産官学連携
この連載の一覧を見るこの連載の一覧を見る
前回の投稿前回の投稿
移動困難な住民を支える!「移動市役所」で行政サービスを届ける。【行革甲子園2024】

移動困難な住民を支える!「移動市役所」で行政サービスを届ける。【行革甲子園2024】

次回の投稿次回の投稿

関連記事

利便性が高く運用もラクなカード給付で業務の改善を。
2025-11-26
福祉・医療

雑誌と連動した来訪促進で行動派シニアを地域に招く。
2025-11-25
観光・商工

【Be Unique】シルバー人材センターと連携して、シニア世代のスマホ利用を促進する。
2025-12-15
情報政策

利便性が高く運用もラクなカード給付で業務の改善を。
2025-11-26
福祉・医療
雑誌と連動した来訪促進で行動派シニアを地域に招く。
2025-11-25
観光・商工
【Be Unique】シルバー人材センターと連携して、シニア世代のスマホ利用を促進する。
2025-12-15
情報政策
  1. ホーム
  2. 記事
  3. 福祉・医療
  4. 特殊詐欺から高齢者を守る! AIと犯罪心理学を活用した新たな防犯対策。【行革甲子園2024】

PR
PR
PR

ランキング

地域通貨の失敗例から学ぶ|自治体施策を成功に導く5つのポイント

1

  1. ホーム
  2. 記事
  3. 福祉・医療
  4. 特殊詐欺から高齢者を守る! AIと犯罪心理学を活用した新たな防犯対策。【行革甲子園2024】

新規登録者900%増!“通いたくなる施設”に向けた老人福祉センターのリニューアル。【行革甲子園2024】

新規登録者900%増!“通いたくなる施設”に向けた老人福祉センターのリニューアル。【行革甲子園2024】

地域通貨の失敗例から学ぶ|自治体施策を成功に導く5つのポイント

公務員の36協定は不要?職種別の適用範囲と自治体の対応策

2

公務員の36協定は不要?職種別の適用範囲と自治体の対応策

【区長の本音<11>板橋区長・坂本 健さん】子育てと文化で「住みたくなるまち」をつくる。

3

【区長の本音<11>板橋区長・坂本 健さん】子育てと文化で「住みたくなるまち」をつくる。

「議会答弁書 良い書き方 悪い書き方」元公務員から公務員へ、現場を学べる一冊

4

「議会答弁書 良い書き方 悪い書き方」元公務員から公務員へ、現場を学べる一冊

【連載】地方創生の新たな展開-岸田内閣審議官に聞く[下]新たな政策の「5本柱」とは。

5

【連載】地方創生の新たな展開-岸田内閣審議官に聞く[下]新たな政策の「5本柱」とは。

行政マガジン ジチタイワークス

Vol.412025年12月発行

中小企業の一歩を促し削減目標に向けて前進!

最新号&Back Number
最新号&Back Number
個人配送を希望する
個人配送を希望する