「働き方改革」に向け、自宅や外出先におけるテレワークの重要性が高まっている。そうした動きを受け、テレワーク使用を前提に設
計したSIMフリーWindows PC「netBul(l 以下、ネットブル)」を販売予定の、トライポッドワークスの小田嶋 愛さんに話を聞いた。
※下記はジチタイワークスVol.9(2020年4月発刊)から抜粋し、記事は取材時のものです。
[提供] トライポッドワークス株式会社
テレワークにおけるリスクをSIMフリーのネットブルが解消
家族の介護や育児で定時出勤が難しい職員の就業促進に向け、自治体を中心に「働き方改革」の一環となるテレワークへのシフトが進んでいる。その重要性は今後さらに高まるだろう。ただ、既存のノートPC等を本来の勤務拠点以外で使用する場合、無線LANの電波設定及びセキュリティ強化、職場にアクセスする際のID及びパスワード設定、暗号化ソフト導入によるデータの保護など、煩雑な事前準備とコスト、運用上の管理業務が必要となる。
それらが障壁となり、テレワーク導入を断念する自治体も少なくないようだ。
そこでトライポッドワークスは、テレワーク向けに仕様特化した「ネットブル」を開発。様々な職場におけるテレワーク導入を側面支援する。「ネットブルは、テレワーク/在宅勤務を想定し、企画しました。“在宅ワークを導入したいが、その際は閉域網を利用したい”という自治体が、導入しやすい
端末になっています」と、トライポッドワークスの小田嶋さん。ネットブルはSIMフリー端末のため、職員専用SIMから勤務先にアクセスしたいときの端末として使える。閉域網を利用すれば、インターネット等オープンネットワークには接続しないため、無線傍受や偽装アクセスポイントへの接続による情報漏洩をシャットアウトできるというわけだ。
テレワーク用に設計されたハイスペックマシン
「見やすい12インチディスプレイとハイエンドCPU、充実のI/Oポートなど、いわゆる“汎用機”ではなくテレワーク使用を前提に設計している点も、ネットブルの特徴です」。ちなみに同社の前シリーズ機は、どこででも使える利便性が高く評価され、官公庁を中心に約6,000台の販売実績を記録したという。ネットブルは、その最新後継機種であり、CPUのアップグレード等により業務効率の向上も目指した上位モデルだ。
信頼できるWi-Fi環境が整っていない場所からでも職場ネットワークに接続する際の端末としてネットブルを導入することで、外出先での空き・待ち時間なども効率的に使えるようになるほか、ビデオ通話を活用して在宅のまま職場の会議に参加するなど、多様な働き方を求める職員のニーズに応えることができる。
トライポッドワークス戦略商品企画本部 小田嶋 愛さん
安全性の高い閉域網接続を可能にするなどの“専用設計”
職場で契約した職員専用SIMからMVNOネットワークを経由、勤務先ネットワークにアクセスする閉域網通信を可能にするので、無線傍受による情報搾取などのリスクを防げる。メジャーブランドの同スペックモデルと比較して、安価ながらも、OSはWindows10のプロエディション最新バージョ
ン、 CPUは第8世代のIntel Core M3、ストレージはSSD256GBなど、「テレワーク専用設計」で選定。実業務での使い勝手にこだわりを持って作っている。
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