※下記はジチタイワークスVol.28(2023年10月発行)から抜粋し、記事は取材時のものです。
村花のシャクナゲをモチーフにした北相木村の村章
北相木村は群馬県との境に位置し、面積の約90%が森林という自然豊かな地域。標高2,112mの御座山(おぐらさん)を中心に群生するシャクナゲが村花で、花びらを“北”に図案化したものが村章です。寒暖差の大きな気候で育つ、白菜やトウモロコシなどが特産。人気観光地“三滝”の一つである「大禅の滝」では、冬になると高さ約30mの氷柱が見られるそうです。
北相木村のこと、教えてください。
Q:まちのオススメは?
A:木を削った際に出るかんなくずを使い、バラやカーネーションのように形づくる「キノハナ」。当村で多く採れるカラマツを有効活用しようと始めた活動の中で、木くずの良い香りやきれいな見た目に気づき、作品として販売するようになりました。木の魅力を伝えるキノハナづくりは、今では村の女性たちが活躍する場となり、木材ロスの削減にもつながっています。
▲枯れない花は贈り物として人気。
Q:北相木村の自慢・アピールをどうぞ!
A:“そんなところで生きていけるの?”と聞かれます。人口約650人、森林率90%、スーパーもコンビニも信号もありません。それでも大丈夫です。優しい村人が助けてくれて、森林浴を楽しめる。小さな村っていいなと思います。
▲御座山頂からの自然豊かな風景。
経済建設課 地域林政アドバイザー
坂本 皓太(さかもと こうた)さん