読者投稿ページは、自治体職員が日々の業務や活動している内容を発表・共有できる場です。読者自ら執筆した原稿の中から、編集室が選出した記事を、ジチタイワークスWEBで公開させていただきます。
ぜひ、皆さんの自治体職員としての経験や取り組みを、編集室にお届けください。
● 投稿者(自治体職員)プロフィール
テーマジャンル : スキルアップ
投稿者名 : 庄田 秀人さん(40代)
所属部門 : 加賀市 スマートシティ課
「公務員なら挑戦したい資格ガイドブック:やりたいことから探す50のスキル」(学芸出版社)
これからの時代にますます必要!スキルアップの鍵となる「資格取得」。
昨今、世の中では、「リスキリング」をはじめとする“学んでスキルをつけること”の重要性が叫ばれていますね。 皆さんの中にも、それが重要であることは分かっているけど、“どうやって学びスキルをつければいいのか分からない”という人が多いのではないでしょうか。
そこで、私がおすすめしたい学びの方法が“資格取得”なのです。なぜなら、資格取得によって、知識を自動的に身に付けることにつながるからです。 そしてそれは、資格取得というアクションの特性が関係してきます。
なぜ、資格取得が“知識の自動習得化”につながるのか。
まず、ほとんどの資格取得には、受験費用がかかりますよね。これが実は、学びにとってのキモなのです。
“せっかくお金をかけたのだから、無駄にしたくない”という気持ちが働き、学び取ろうという意欲がわきます。 また、資格取得には“合格する”という目標が生まれます。これも、学びを促進させるのです。
合格に向けて知識を習得しようと思うのが、人間の性です。 このような特性から、資格取得は“まず申し込むだけ”で、知識の自動的習得へ導く仕組みになっているのです。
しかし、「資格を取得することの有効性は分かったけど、現在の業務でどの資格を取得し、どう業務に活かせばよいのか?」という疑問が再びわくでしょう。 これらの疑問を解決するために、私は書籍を出版しました。
著書への思い。おかげさまで、Amazonランキングでも1位※を獲得。
今年2月に出版した書籍のタイトルは、「公務員なら挑戦したい資格ガイドブック:やりたいことから探す50のスキル」(学芸出版社)。実際に資格取得をした公務員に取材をし、そのリアルな声をまとめたものです。
おかげさまで、この書籍は、Amazonランキングにおいてベストセラー1位を獲得しました。また書評においても、「資格取得に前向きな公務員の背中を押してくれる最適な一冊 」「資格取得のメリットや合格者の声を知ることができる 」「必要な学習時間やどんな実務に役立つかの疑問も解消」といった声をいただきました。
こういった声からも、この書籍が、自治体職員に求められる“スキルアップのための最短経路”をたどることができ、再現性も高い内容であることをお分かりいただけるのではないかと思います。
特に、新しい部署に異動したばかりの方や、新規採用職員におすすめの内容ですので、4月のこの時期、1冊手元に置いていただければ、皆さんのお役に立てるかもしれません。
資格取得により、1人でも多くの方が、自信や信頼、知識を身に付け、幸せな公務員ライフを送れるようになることを願っています。
※2023年1月27日~29日のランキング