ジチタイワークス

人間関係、行政改革、仕事に奮闘する公務員が主役の映画3選

日々の業務がマンネリ化している…。刺激が何もない…。と感じながら働く方もいるのではないか。
そこで今回は、仕事の活力につながるような「奮闘する公務員が主役」の映画作品3選を紹介する。

公務員が主役のオススメ映画3選

 

1)県庁の星



~あらすじ~

県庁のキャリア公務員・野村聡は、あるとき、民間企業との人事交流研修のメンバーに選ばれるが、研修先は店員たちのやる気がなく、客もまばらな三流スーパー「満天堂」。しかも野村の教育係・二宮あきは年下のパート店員だった…。偶然にも出会った2人が、ともに分かち合いながらスーパーの改革に乗り出すストーリー。
 

〈オススメポイント〉

エリート街道を突き進んできた主人公が、民間企業で働く中で様々な心情の変化が訪れる様子をコミカルに描いている。最初はプライドが高く、受け入れられない…と感じていても、徐々に変わっていく主人公を見ていると、「素直な気持ちで認め合うこと」というのが行政改革の中でも重要であるということが感じられる作品。


2)県庁おもてなし課



~あらすじ~

観光ブームの中、高知県庁は観光促進を目的におもてなし課という部署を設立。そこに配属された若手職員の掛水をはじめとする職員たちは、何から始めればいいかわからず、漫然と業務をこなす日々。そんな中、観光特使就任を要請した地元出身の小説家・吉門から役所と民間の感覚のズレを指摘される。そして観光特使就任の条件として2つの提案を受け入れ、「おもてなし課」として高知県の観光促進のために動き出すが…。
 

〈オススメポイント〉

この物語は原作者の有川浩さんが、実際に高知県から観光特使を依頼されたときの話がモデルである。作品の中では役所と民間の感覚のズレというものも描かれている。自治体の仕事を進めるうえで、「しょうがない」といえばそれまでかもしれないが、主人公のように、時間は有限であると気づき、その後の「県の観光業の発展のために」と動く姿には、自分の仕事に対する姿勢を見つめなおす機会になるのではないだろうか。その後の人間関係がどのように展開されていくかも要注目だ。


3)生きる



~あらすじ~

市役所で市民課長を務める主人公・渡邊勘治は、自分がガンに侵されていることを知る。暗い気分の中、事務員の小田切とよと出会い、今までの自分の仕事ぶりを振り返り、残された期間で何か残したいと、全力で仕事に取り組むが…。
 

〈オススメポイント〉

情熱などなく、ただただ働く主人公が余命宣告を受け、「生きる」ということにどう向き合っていくかが見どころの作品。あるきっかけで主人公は、最後に何かを残すべく、市民のため仕事に熱中して取り組みますが、そういった情熱を毎日もって過ごせているのか。そんなことを考えさせられる。この作品をきっかけに、仕事、プライベート、ひいては「人生」という大きな側面から、自分が何のために生きていくのか?何を成し遂げたいのか?といった、「目的」や「生きがい」について改めて振り返ってみるのはいかがだろうか。

まとめ

今回は「奮闘する公務員」が主役の映画3選を紹介。筆者自身もこれらを見て、仕事の活力につながったことは間違いない。
ぜひこれらのコンテンツから仕事の活力に繋がるヒントを見つけていただきたい。
 

このページをシェアする
  1. TOP
  2. 人間関係、行政改革、仕事に奮闘する公務員が主役の映画3選