肥満症リスクが高まる今、重症化予防策は的確に講じられていますか?
生活習慣病の重症化を防ぐには、「見逃せないサイン」に気づけるかどうかが分かれ道。そのサインの一つが「肥満症」です。
今回は、生活習慣病の中でも特に注目される肥満症にスポットをあて、疾患の基礎知識から、健康日本21や特定保健指導の現在、それを踏まえた行政が果たす役割について津下先生にご講演いただきます。
さらに、実際に官民が連携し、地域全体を巻き込んで肥満症重症化予防に取り組む春日井市の先進事例もご紹介。
個人の生活習慣改善に任せるだけでなく、地域全体で健康を支える環境づくりについて考え、健康寿命を延ばす第一歩を踏み出しましょう。
※本セミナーは自治体職員さま限定となっております。あらかじめご了承ください。
プログラム
13:00~13:05 主催者挨拶
13:05~13:35 医学と社会の共創で築く肥満症対策 〜健康日本21(第三次)推進に向けて~
13:35~13:45 肥満症を対象とした新たな受診勧奨モデル ~市民を適切な医療機関へつなぐ~
13:45~13:55 質疑応答
13:55~14:00 閉会の挨拶
※プログラムは予告なく変更となる場合がございます。予めご了承ください。
講師・セミナーテーマ
医学と社会の共創で築く肥満症対策 〜健康日本21(第三次)推進に向けて~
津下 一代 氏
女子栄養大学
教授
プロフィール
名古屋大学医学部医学科を卒業後、名古屋大学第一内科、愛知県総合保健センター、あいち健康の森健康科学総合センターを経て、令和7年より女子栄養大学教授に着任。
健康日本21(第三次)、健診・保健指導の在り方に関する厚生労働省等の委員、経済産業省の委員を務める。
本講演では、肥満症の現状と社会的課題に焦点を当て、「健康日本21」や特定保健指導のメタボ対策を振り返ります。行政や社会からのアプローチと医学の進歩の両面でこの課題に向き合っていく必要があります。実効性のある肥満症対策が健康日本21(第三次)にどのように寄与できるか、一緒に考えていきましょう。
肥満症を対象とした新たな受診勧奨モデル ~市民を適切な医療機関へつなぐ~
川口 良子 氏
愛知県 春日井市
健康福祉部 健康増進課
課長補佐
プロフィール
名古屋大学を卒業後、春日井市に入庁。国保年金課、財政課などを経て、令和6年から健康増進課の課長補佐に着任。
市民の健康寿命の延伸と生活の質の向上をめざし、慢性腎臓病に関する社会保障費抑制プロジェクトや肥満症対策事業に取り組み中。
愛知県春日井市では、令和6年度から肥満症の周知啓発と市民を適切な医療機関へつなぐ肥満症対策事業の先進モデル構築に取り組んでいます。
肥満症対策に取り組んだ経緯、受診勧奨モデルの構築に関する考え方や仕組みなどについてご紹介します。
※プログラムは予告なく変更となる場合がございます。予めご了承ください。
共催企業
ノボ ノルディスク ファーマ株式会社
皆様のご参加をお待ちしております。