社会の寛容性、個人の自律性を高める社会技術。「包摂的コミュニティプラットフォームの構築」シンポジウム2024

2023年4月より内閣府　総合科学技術・イノベーション会議(CSTI)が司令塔機能を発揮して、府省の枠や旧来の分野を超えたマネジメントにより、科学技術イノベーション実現のために創設した国家プロジェクト「戦略的イノベーション創造プログラム」の第3期が開始しています。Society 5.0の実現に向けてバックキャストで14の課題を設定され、技術だけでなく事業・人材などの5つの視点から検討を行うことで、社会実装に向けた戦略的な取り組みを進めています。

「包摂的コミュニティプラットフォームの構築」の課題は、その内の1課題として、一人ひとりの多様な幸せ（well-being）の最大化実現に向けて、国民の包摂的なコミュニティを実現するために、寛容性・自律性が高められる科学技術を基盤とした社会技術が展開されるプラットフォームを開発し、社会実装することをミッションとし、コミュニティの再生、生涯を通じた女性の健幸度向上、虚弱高齢者・障害者の予防と生きがい向上などにおける研究開発を進めています。

本セミナーでは、その開発状況などについて、プログラムディレクターである久野譜也先生（筑波大学）をはじめ、サブプログラムディレクター、研究開発に携わる先生方、また特別講演のゲストをお招きし、「社会の寛容性、個人の自律性を高める社会技術とは」をテーマに発表いただきます。

[主催] 国立研究開発法人　医薬基盤・健康・栄養研究所　[後援] 内閣府

[PR] 国立研究開発法人　医薬基盤・健康・栄養研究所

こんな方にオススメ

 

プログラム

13:00 ～ 13:05    開会挨拶
13:05 ～ 13:15    来賓挨拶
13:15 ～ 13:30    講演　包摂的コミュニティプラットフォーム開発の2年目の現状と今後の方向性
13:30 ～ 13:50    特別講演（1）　カーブスにおける無関心層の取り込み戦略
13:50 ～ 14:10    特別講演（2）　三井不動産の目指す経年優化の街づくり
14:10 ～ 14:30    特別講演（3）　包摂社会のための連携の重要性
14:30 ～ 14:40    休憩
14:40 ～ 15:40    シンポジウム（1）　女性活躍を支援するＰＨＲ開発のポイントとは
15:50 ～ 16:50    シンポジウム（2）　各テーマで進めている無関心層も動かす社会技術の革新性
16:50 ～ 17:20    パネルディスカッション　日本の包摂性が低下した原因と今後の改善策を考える
17:20 ～ 17:30　 閉会挨拶

 

登壇者

久野 譜也
SIP包摂的コミュニティプラットフォームの構築　プログラムディレクター　
筑波大学　スマートウエルネスシティ政策開発研究センターセンター長

1992年筑波大学大学院博士課程医学研究科終了。博士(医学)。ペンシルバニア大学医学部客員研究員(文部省在外研究員)、カリフォルニア大学デービス校医学部客員研究員(文部省創造開発研究在外研究員)、筑波大学大学院 人間総合科学研究科准教授を経て、2002年より株式会社つくばウエルネスリサーチ 代表取締役社長、2011年より筑波大学 体育系 教授、2020 年より国立大学法人筑波大学 スマートウエルネスシティ政策開発研究センター センター長へ就任。

現地会場

　シティホール＆ギャラリー五反田
　（東京都品川区西五反田8-4-13　五反田JPビルディング3階）
　https://gotanda-hall.jp/access.html

▶ リーフレット（公式サイトで見る）